株式会社Eco-Porkの開発ブログ

養豚のデータカンパニーの技術のブログ

心理的安全性と働きがいのある職場

ブログの第2弾です。技術の話といきたいところですが、カルチャーの話で「心理的安全性」についての書いていこうと思います。


Eco−Porkがグーグルのアクセラレータプログラムに参加させていただいたからか、メンバーとの雑談の中で「心理的安全性」という言葉でてくるようになってきました。

 

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ソフトウエアエンジニアとしては、「心理的安全性」は、様々なブログや書籍で非常によく目にする考え方ですが、ビジネスサイドの方々にも広まってきているようです。

もし、心理的安全性に馴染みのない方は、是非このスライドを読んでいただきたいです。これは、心理的安全性の考え方だけでなく、OKR、HRT(謙虚・尊敬・信頼)などとの関係も深堀りしていて、素晴らしい資料です。一読されることをおすすめします。

 

www.slideshare.net

 

私が、「心理的安全性」という言葉を初めて聞いたときは、あまりよい印象ではありませんでした。エンジニアが自分の立場を有利に(ストレスフリーに)するための考え方だと思っていたからです。しかし、これは誤解でよくよく心理的安全性について学んでみると、正反対の考え方でした。

心理的安全性」世に広めたGoogleのre:workによると言葉の定義は以下です。

心理的安全性とは、対人関係においてリスクある行動を取ったときの結果に対する個人の認知の仕方、つまり、「無知、無能、ネガティブ、邪魔だと思われる可能性のある行動をしても、このチームなら大丈夫だ」と信じられるかどうかを意味します。心理的安全性の高いチームのメンバーは、他のメンバーに対してリスクを取ることに不安を感じていません。自分の過ちを認めたり、質問をしたり、新しいアイデアを披露したりしても、誰も自分を馬鹿にしたり罰したりしないと信じられる余地があります。

心理的安全性というのは、集団において正しく議論をする素地であり、状況によってはストレスがむしろかかるものだと思っています。自分が正しいと信じる質問やアイデアを発言することは、人のアイデアの反対のこともあるので、自分の発言が攻撃的であったり、ネガティブにきこないように(心理的安全性が保たてるように)することは簡単ではないからです。自分と違う意見の人を傾聴したり、自分の無知からか理解できないことに対して、なぜ違うの理解できないのかを考え、感情的に聞こえないように慎重にコメントをするというような行為だと思います。これは、とても大変な作業で「心理的安全性」という文字列から受ける印象とは大きく違うものでした。

また、私は、性格的な要素が強い性質と思っていたのですが、今は、スキルだと考えていて、社会人として身につけようと常に努力するべきものだと思っています。技術やビジネスなど様々なプロフェッショナルの人たちが建設的な議論をすることで、我々が解決しようとしている課題は乗り越えることはできません。

 

Eco-Porkでは、心理的安全性を心がけているエンジニアを募集しています!
Webエンジニアで、IoTなど他の領域を触ってみたい方、第一次産業のリアルなデータ分析をしてみたいから、データ基盤を作り方などなど、幅広く弊社では募集しています。

Eco-Porkに少しでも興味を持たれた方は、カジュアルかたちでもお話できますので、お気軽のお問い合わせください。

 

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